2012年12月18日

発達障害?

 先日、私の知人から相談されました。
 「私の子ども、今6歳なんだけど、発達障害と言われたの・・・」

 私は、PAFの子どもたちを始め、様々な人たちに「勉強の技術」を伝えています。
 この「勉強の技術」によって、とある俳優さんが、発達障害を克服し、今や大スターになっています。

 簡単ですが、少し紹介。


<勉強の障害>

 1番の障害 → 「知っている」と思うこと


 3種類の障害

① 実物(mass)が、無い

 症状 : 押しつぶされた気分、曲げられた気分、めまいのするような気分、気の抜けたような気分、退屈した気分、むしゃくしゃした気分、頭痛や胃が変になった気分、時々目が回った気分になり頻繁に目が痛む、など、生理的反応が起こる

 対応 : 実物・現物か、それに相当する代用品(写真・映像・スケッチ等)を得る


② 段階の飛び越し

 症状 : 一種の混乱した気分、ぐらつくような感じ

 対応 : 段階を下げ、混乱してなかったところまで戻り、理解していなかったことろを見つけ出して、そこを解決する


③ 誤解語

 症状 : 空っぽになった気分、疲れ切った気分、そこにいないような気分、ヒステリー、勉強から離れ逃げ出す

 対応 : わからない又は間違って理解している単語を、辞書などで調べる


 勉強したくないは、つまり上記のどれかの症状が出ています。
 特に③は、周りに影響を与えるので(感情的になったり、逃げ出したり)、障害あり!というカテゴリーに入れられやすいです。


 学んでいるうちに上記のような症状が出たら、各障害を解決しましょう。

 PAFでは、稽古の初日に上記のお話をします。
 俳優は、台本の中身を理解しなくてはいけません。
 「勉強の技術」がとても必要なのです。

 演劇をやる子は、とても個性的な子が多いです。
 でもその個性を病名のように言われるのは、ちょっとどうかな?と。

 そういう私も、こだわりが強いからと、ある視覚障害者授産所の所長さんに冗談で「自閉症だ」と言われたことがあるんですよ(笑)

 俳優は表現者ですから、個性が大事です。
 個性や、個人の能力を引っ張り出してもらいたい人は、ぜひ、演劇やってみてください。

 楽しいですよ~♪


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