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2010年11月04日

子ども環境劇団先輩の紹介②

 子ども環境劇団は、2001年2月、浜松で初めて行われた「浜松環境フェア21」にて、TOMO☆PROJECT ACT9のプロジェクトとして始まりました。

 その際に参加し、また、そこから「シアターキッズ地球村」が生まれ、その旗揚げメンバーでもある"吉川航"さんは今、京都大学で、環境問題を改善すべく勉学に励んでいます。

 そんな先輩の紹介です。

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子ども環境劇団先輩の紹介②








子ども環境劇団先輩の紹介②
① 吉川航プロフィール

吉川航(きっかわ わたる)
1989年1月3日生まれ。
2001年2月、TOMO☆PROJECT 『EARTH ~世紀を超え~』に出演。
シアターキッズ地球村旗揚げメンバー。
同年8月、静岡県舞台芸術センターにて初公演。
公演後、小学校時から打ち込んでいたサッカーとの両立が難しくなったため脱退。
浜松北高校に進学後、現在は京都在住。


② 吉川航さんにインタビュー

Q1.子ども環境劇団に所属していたのは、いつですか?

 旗揚げ直後の1公演のみでした。短い期間ながら、多くのことを学ばせていただきました。 


Q2.子ども環境劇団に入団したのは、どんなきっかけで?

 TOMO☆PROJECTの『EARTH ~世紀を超え~』に出演後、当時のメンバーともっと一緒に演劇をやりたい、もっと環境問題についての理解を深めたいとの思いから、旗揚げメンバーに加わりました。


Q3.子ども環境劇団で、想い出に残っているエピソードは?

 静岡県舞台芸術センターの公演時、本番直前まで衣装がなかったこと(笑)松尾さんがなんとかしてくれましたが・・・


Q4.子ども環境劇団の活動で、得たことは何ですか?

 今まで以上に周囲の自然環境に興味を持つようになりました。あの時の活動が、今につながる重要なファクターになっていると思っています。


Q5.今、どんな仕事・活動をしていますか?

 京都大学の農学部地域環境工学科にて、周囲の環境や住民と調和した農村・都市のありかたを学んでいます。机の上で難解な数学や物理を解いている時間は結構苦痛ですが(笑)それも環境問題へのアプローチの方法のひとつ。「人」対「人」の関わりを重視しつつ、折り合いをつけた社会が出来上がればいいなと思って日々すごしています。


Q6.子ども環境劇団で得たことで、役に立っていることはありますか?

 田植え体験、種々の講演会などに参加させていただいたことです。
 今の進路を目指すきっかけのひとつになりました。


Q7.子ども環境劇団に所属している後輩たちにメッセージを。

 自分は石井さんと違い、演劇よりも環境問題の方に興味が傾いてしまいましたが、松尾さんはじめこの劇団は自分に大きな影響を与えてくれました。
偉そうなことを言うようですがひとつだけ。何か自分に響くものを感じたら、それを実現するために努力しなきゃいけないことを最大限努力してください。好きなことのためならなんだって頑張れるはずです。
いつか今の活動が皆さんの糧になると確信していると同時に、これからの子ども環境劇団PAFのますますの発展を祈っております。

p.s.自分と同じような方面に進みたい方がいましたら、お気軽にご連絡ください。

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子ども環境劇団先輩の紹介②
 シアターキッズ地球村の旗揚げ公演「EARTH~世紀を超え~」の舞台写真。
 2002年7月、SPAC野外劇場フェスティバルにて(会場:静岡県舞台芸術公演 野外劇場「有度」)
 左側の青い衣装を着ているのが、吉川さん。
 当時、小学校6年生でした。


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